校長室より

 令和6年度、日頃より本校教育活動に対し、ご支援ご協力をいただき、感謝申し上げます。

 また、本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

    

 ここ、北海道勇払郡むかわ町穂別は、「恐竜とアンモナイト」の化石が発掘されることや、メロンをはじめ美味しい野菜とお米が作られることから、観光スポットとして毎年多くの方々が博物館での学びや行楽にご来訪くださいます。

 穂別高校は、昭和26年「村づくりの第一は教育から」の理念のもと、坂道を上がり町並みを一望できる“自由が丘”に、学舎が建てられ70有余年、豊かな自然環境のもと生徒一人ひとりを大切にする愛情と創意に満ちた教育活動で、それぞれの夢や希望の実現を応援する、穂別地区の最高学府として誇りある学校です。

 

 学校教育目標である“社会の有為な形成者としての資質を養う”を念頭に置き、

1「自ら学び向上する生徒」

2「誠実で思いやりのある生徒」

3「健康で規律ある生徒」

の三つを掲げ、個と仲間を大切にした「学習活動」・「進路実現」・「地域探究」に力を注いでおります。

 また、教職員一人ひとりが丁寧に生徒と向き合い、常に緊張感を持った教育活動の実践と、むかわ町及び近隣の地域、小・中・高の各学校と連携された数多くの活動が主体性の成長を支え、学習成果を高める大きな原動力となっております。

 

 4月現在、各学年1クラス、全生徒19名の小人数でありますが、遠隔授業(有朋)と一人ひとりに行き届く充実した学習環境も本校の魅力のひとつであります。

 学舎のすぐ脇には、町立の寮「穂星寮(すいせいりょう)」が完備されており、生徒の半数が寮生として健康な毎日で通学をしております。(寮生からは「寮の食事が美味しい!」と評判です)

 

 しかし残念ながら、本校は令和8年度(令和9年3月)をもって閉校を迎えることになります。これからも1日1日、充実した活気ある学びを進めていきます。また、穂別高校の歴史に感謝を込めて、生徒・保護者・同窓生・地域の皆様と共に考えながら、希望実る温かな学校づくりに弛まない努力をして参りますので、引き続きのお力添えをどうぞよろしくお願いします。

 

    校長 岩瀬 均

 

 

 このホームページでは、本校の教育活動についてわかりやすくご案内します。

 是非、定期的にアクセスしてください。